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庄野真由子のシェアゲーム制作&レビューブログ
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【幻想列車アポトーシス】※フリーゲームなのでリンクは繋ぎません

ジャンル:幻想的な一本道RPG
サークルさん:時雨屋さん
プレイした理由:なんとなく面白そうだったので
ツール:RPGツクールVXAce

クリアしました。
素敵なゲームだと思いました!
以下、ネタバレ感想です。
閲覧にはご注意ください。

***

このゲームの素晴らしいところは、短い制作期間なのに、すごくきちんとしたゲームの内容があるということだと思います。
でも、長所ともったいないところが、本当、重複しているんですよね…。

私、このゲームをプレイし始めた時「自分」を選べるのがすごく嬉しくて、ものすごくわくわくしたのです。
背の高さ、腕の長さ、爪の形。
きっと、列車の中でできることが変わってくるんだろうなあ。

「自分が選んだ姿かたち」で、どんなことができるのだろう…!!

と、わくわくしたのでした。

結果、特に何もできませんでした。
これは、制作期間から考えれば本当、仕方ないと思うんですよね…。
短い制作期間でゲームを仕上げるには、手間を省く必要があるのです。

***

結果、このゲームは作業ゲームになってしまったんですよね…。
もったいないー!!
でも仕方ない…。

という感じです。

***

ここからさらにネタバレです。
作業ゲームと感じさせないためには、プレイヤーである私がゲームの構造を完全に把握する前にエンディングに到達させる必要があったと思うんですけど、たぶん制作者さんは「車両の長さ」を優先させた結果、繰り返しの作業が長くなってしまいました。

なので私はゲームの構造を把握して…。

「あー。これ結局同じことの繰り返しで、しかも表示されるセリフはランダム、前に見たことがあるセリフが何度も出てくる。セリフはプレイヤーに対するメッセージじゃないんだ。雰囲気作りのために出しているだけなんだ…」

ということまでわかってしまうので、ちょっと悲しくなりました。
制作期間を考えれば、すごく効率が良くて素敵な選択だということはわかっているんですけど、私がとても楽しみにしている、ゲームの世界の登場人物との関わりが超簡略化されてしまって、とても残念でした。

敵との会話が「意味があるもの」で、敵を仲間に出来たり、アイテムをもらえたり、個別のイベントがあって「自分の姿」によって変化があったら、きっと、ものすごく楽しかっただろうなあ…。

と、思いました。
でも、制作期間を考えたら仕方ないと思うのです。
短期間で美しく、素敵に仕上げたのは本当にすごいなあ、と思いました。

たぶん、車両の長さが三分の一くらいだったら、もう少しわくわくした気持ちを抱いてエンディングを迎えられたと思います。
個人的にはセリフの重複をなくすようにしたら、次の車両に行く楽しみが少しは残されたかな、と思いました。

でも、すごくゲームを作るのが上手な方だな、と思いました。

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