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庄野真由子のシェアゲーム制作&レビューブログ
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【レディナイト・サーガ ~女騎士と竜物語~】

ジャンル:百合ファンタジーRPG
サークルさん:月の水企画さん
プレイしてみた理由:女の子主人公のRPGだったので
ツール:RPGツクールVX

体験版をプレイしました。
女の子主人公のRPGで、進め方によってはひどい目に遭わなくても済むっぽい感じなのでプレイしてみたいな、と思ったのです。
冒頭のイベントはほのぼので、ほんわかした気持ちになりました。
武器選択は、星座の加護で決まるようです。素敵!
体験版では一個しか選べませんでした。残念っ。
でも製品版をプレイする楽しみがある、と考えれば良い制限だと思います。

主人公のグラフィックが可愛いです。
立ち絵も可愛いし、ドット絵も可愛いです!
特に後ろ姿が!
ポニーテールがぴこぴこ揺れるのが可愛いー!

イベントを探すのも、アイテムを探すのもとても楽しいです。
女の子主人公のRPGが好き!という方はぜひどうぞ。

製品版を購入しました!
頑張ってプレイします。
迷うことなくベリーイージーモードでスタート!
これで面倒くさがりな真由子も安心です。わあい!

仲間の女の子は皆可愛くて素敵です。
でも、イージーモードでも戦闘はそれなりに面倒くさいかも…。(投げたいというほどではないですが)
通常のモードだともっと大変なのでしょうか…!?


仲間に出来る女の子キャラの条件については(たぶん)明記されていないので、私はイベント発生条件のみでは不十分かな、と思いました。
女の子のイベントで、途中でわからなくなってしまうものもあって、キャラが好きな方はちょっと苦労するかもしれないです。
私は、価格に見合うイベントをたくさん見せて頂いたので、自分が取りこぼしていても、あんまり気になりませんでした。

私はイージーモードでも戦闘がだるく、うろうろさせられる探索系のイベントでヒントが少ないと結構すぐに嫌になってしまう方なので、私と同じ感じのプレイヤーさんは、このゲームをクリア出来ない可能性が高いかもしれないです。
クリア出来なくても面白いので、クリアにこだわらない方にはとてもおすすめです。

現在、のんびり攻略中です。
好きキャラが登場して、やる気が出てきました。
私が好きなのは美少女怪盗さんです。
イベントでちょっとラブラブっぽくて嬉しかった&強いので!
仲間になるまで大変だったので愛着があるのかもしれないです。

でも、本当、イベントヒントがすごく言葉が足りない感じですね…。
私はイベントヒント通りにやってもイベントが起動しないことが多くて、ヒント確認が面倒になり、メインイベントサクサク進めてクリアしようー!と思って、そうしたら敵が強かったので、仕方なくガン無視していたサブイベントをプレイしたら見られなかったイベントが予期せず、数々見られたという感じです。
一部、ヒントと実際のイベントの起動を記載しておきます。ネタバレなので反転。

***

CGモードヒント:後続の馬車で置き去りにする
実際のイベント:馬車でいけるサブダンジョンの二列目と三列目の場所を選んだら「置き去りにするか」という文章の選択肢が出現。選択するとイベント発生

***
でした。
私は洞窟の方でも大丈夫なのかと思っていて、洞窟イベントクリア後に再度行ってみても何も無かったので「うーん」と思って、ダンジョンの一番上のものを攻略しても何もなかったので「うーん」と思いました。
そういうことが結構ありました。
イベントを見つけようと思わず、レベル上げやアイテム集めでうろうろしていたら結構イベントにぶち当たった感じです。
たぶん、メインイベントの進行具合や、他イベントとの優先順位の度合も関係してくるのかな、と思うのですが「ヒントを満たしていると思うのにイベントが起動しない」のは不安要素になるなあ、と感じました。
でも、現状8割~9割くらいは見られているので、普通にプレイすれば大丈夫なのかも…。
フルコンプにこだわる方はちょっと大変かもしれないです。
私は、この作品に関してはフルコンプにこだわらないので、現段階では十分満足ですが、でもレベル上げはさせられている感じです。
サブイベントが豊富なので、きちんとクリアしていれば問題無い感じでしょうか。
あと、隠しアイテムがたくさんあるのが楽しいです。壊れそうな壁は壊す!!

本編クリアしました。
なんかあっさりとした感じ…?
ラストバトル、パーティー以外のメンバーが援護攻撃等してくれるのが嬉しかったです。

おまけ戦闘終わりました。
一番最後のボスは強かったので、倒すのを諦めました。
でもレバーを倒すと「ボスを倒した」ことになるそうです。
それで何が変わるというのか。
と思ったら、サークルさんの次回作(もう販売中の『苗床ダンジョンクロニクル』)の予告が見られました。
販売中の作品や体験版と、この予告を比べてみたら面白いのかもしれないです。

以下、ゲーム考察です。
ネタバレになるかもしれないですが、反転はしません。
気になる方はご注意ください。

私は、百合作品というのは女性同士の繊細な感情のやり取りがあるものだという印象を持っていたのですが、本作品にはまったくそういうことがありません。
登場人物の心は非常に明朗で、葛藤がほとんどないです。
清々しさを感じるほどです。
世界観が「女性同士の恋愛が当たり前」のものになっているようで「女性なのに同性を好きになってしまった。どうしよう」ということは全く無いです。
また、魔物にひどい目にあわされても、主人公の選択で仲間がひどい目にあわされても、そのことで恨んだり嫌ったり、また、迂闊な行動を取った自分を責める、というような描写もほとんどありません。
「起きてしまったことは仕方が無い。次!!」という感じで、あんまり気にせず、どんどん進んでいきます。
主人公は外見はすごく可愛いのですが、心はまるで少年のようで、本当、女性特有のどろどろした感情や怯えのような物が全く無く「こういう百合作品もあるんだなあ」と思いました。
仲間キャラも主人公に想いを寄せる子がいるのですが、愛情表現はストレート!!押し倒す!!という感じで、女性の「自分が傷つきたくないから、相手を傷つけたくないから故の駆け引き」等、一切ありません。
しかも、主人公が複数人数と関係を持っても、特に問題がありません。
恋愛イベントは一連のものが終わると「終了」という感じで、エンディングにも影響しませんでした。

繊細な情感の描写が全く無い、明朗快活な百合作品で、ゲーム終了後はなんとなく少年漫画読了後のような感じでした。私が見たのは「なんとなく悪は滅び、とりあえず皆仲良し!」な感じでした。(他にエンディングがあるのかはわかりません)

一番心に残ったのは「防具屋のオヤジさんとのやり取り」で、私はオヤジさんが大好きです。
アイテムを持って行っただけで、お金も取らずに未知の防具やアクセサリーを作ってくれたオヤジさん。
ヒロインキャラよりも熱い会話を交わしたオヤジさんとの友情が、一番好きです。
一番最後のアイテムを作ってくれた後も「また創作意欲が湧いたら頼むぜ」と言ってもらえて嬉しかったです。

イベントを探してうろうろするRPGが大好き!!アイテム収集楽しい!!という方には特におすすめ出来る作品です。
グラフィックがとても綺麗で、その点でもおすすめです。
繊細な百合作品、甘い恋愛をお求めの方は首を傾げるかもしれないですが、誰も不幸にならない感じの明るい作品なので(私が見たエンディングは)嫌な気持ちにはならないと思います。

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