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庄野真由子のシェアゲーム制作&レビューブログ
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【病名・チュパカブラシンドロームサエジマ】※フリーゲームなのでリンクは繋ぎません

ジャンル:メンヘラの皮をかぶった感動系RPG
サークルさん:sunoriさん
プレイした理由:他の方が褒めていらっしゃったので
ツール:ウディタ

私、この作品、最初はプレイする気はなかったのです。
理由は電波系で、短期間制作で、作りっぱなしの投げっぱなしだと思ったからです。
紹介文、もっとちゃんとしようよ…!(涙)
これ、上記の理由でスルーする人、たくさんいると思うので、大変もったいないです。
題名もふざけているしね…。

でも、この作品の掲示板で褒めているプレイヤーさんが複数いらっしゃったので、ダメ元でプレイしてみました。
プレイしてよかったです。
エンディングまでプレイしてタイトルが変わります。(たぶん)
変わったタイトルがとても素敵で、最初からこっちにすればプレイヤーの数が伸びたのに!と思います。

たぶん制作者さんは照れ屋さんだと思うのですが、たくさんの方に見てもらえる場所では照れてふざけた表現はなるべく避けた方がいい気がします。
本当、プレイヤーは投げっぱなしの電波系ゲームには泣かされたこと多数だと思うので、電波系+短期間制作というだけで生理的に無理だと思ってしまう…!

内容もすごく変わっています。
オートセーブ?で章ごとにセーブされる感じのようです。
真由子はセーブがわからなかったので、とりあえず進めて、一度ゲームオーバー系ENDになったので「続きから」を選ぶと、章ごとにスタートできるようになっていました。
たぶん、その説明ってどこにも書いてないと思うので、した方がいいと思うよ…。
セーブの説明は何よりも大事だと思います。

バトルは、選択した行動が「時間切れ」になったら発動する、という感じのようです。
いろいろ変わっています。イベント。
個性的で、独創的な作品です。
でも、不思議と嫌な感じではありませんでした。
真面目にきちんと作っていらっしゃると思います。
ストーリーは筋が通っていて、感動的です。
ある種の救いもあって、よかったです。

私、今から投票してくるんだ…!
上位になったらいいな、と思う素敵な作品なので。

電波系の皮をかぶっていますが、とても誠実で感動する作品なので、電波系が嫌い!という方もぜひプレイしてみてください。

※2013年9月2日追記※

私、投票しました&総合40位入賞おめでとうございます!
この作品は紹介ページの紹介文が悪くてスルーされてしまったのではないかと思うので、もっと多くの方がプレイしていたらさらに上位入賞だったのではないかと思うと残念です。



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【アクアリウムス】※フリーゲームなのでリンクは繋ぎません

ジャンル:市販のゲームのような完成度のRPG
サークルさん:クリロウさん
プレイした理由:市販のゲームみたいだなあと思ったので
ツール:ウディタ

市販のゲームのような完成度のRPGです。
でもここからちょっと愚痴…。
現状で投票するかは微妙です。
私がプレイしているバージョンの話なので、今後改善されるのかも。

なんで一番下の横文字長い装備つけたら武器外れるの…?(涙)
武器は一番上に装備欄があって、最初に確認しているんだから、一番下の装備つけて武器外れたらわからないでしょー!!私に!!(涙)
だから、私は二番目のボスは主人公たち素手で倒しました。
通りで弱いと思ったよ!!
しかも盾も外れるっぽい。
この仕組みに気づくまで、私はなんで装備していたはずの武器防具が外れるのかわからずイライラしました。

あと、なんで帰還装置使うと友好度下がる意地悪とかするのか意味がわからない。
だから私、帰還装置使えないんですよ。ずっと…。(涙)
長い距離じゃないけど、歩くの面倒くさいんだよー!!

そしてクエストが面倒くさいです。
でもこなさないとボス倒せないから…。
あとデートにお金かかるのも地味に嫌。
街の復興にもお金かかるのにー!!(涙)

そんな感じで序盤はすごくきつかったです。
でも、今は追撃とか出るようになって、地味に戦闘が楽になりました。
序盤乗り切れるかがこのゲームを続けられる鍵かも…と思います。

この制作者さん、すごく実力がある方だと思うので、上記の意地悪ポイントなくすの簡単だと思うんですよね…。
なんで意地悪するの…?(涙)
友好度だってお金掛けてデートで上げているんだから帰還装置で下がるようにするなんてありえないでしょう…。(涙)
あとクエストの敵探して、たくさんうろうろさせすぎです…。

新しそうな戦術とか試したくても、序盤も今もお金が無いから、無駄なものは買えないし…。
だから結局、回復アイテムと蘇生アイテム大量買いの力押し。
もっと、プレイヤーが楽に楽しめるようにできそうなのに、無駄に苦労させられる感じで自分の中でもったいないです。
今はちょっと楽しくなってきたので(戦闘が楽になってきた)もう少し続けてみます。

***

私に朗報。
帰還装置についていた友好度マイナスのペナルティーが除去されたようなので、バージョンアップして、帰還装置を使いまくっています。
楽です…!
もっと早くペナルティー除去してくれたらよかったのに。
クエストが面倒なのは相変わらず。
お金には困っていないので、アイテム大量買いで先にすすもうかなあ、と思っています。

とにかくバトルが面倒くさい。
敵の体力が多すぎて、しかもこっちの攻撃のダメージが通らなすぎる。
連鎖攻撃ができるんだから、5000ダメージとか10000ダメージとか与えられたらすっきりするのになー。
ちまちま300とか500とか、そんなの面倒ですよね…。

***
途中で迷いまくる面で嫌になってプレイをやめました。
投票はしないことにします。
私が投票したら制作者さんとこの作品のファンの方の邪魔になってしまう…!
でも一応頑張ってプレイしたので感想を…。

市販のゲームみたいで本当にすごいな、と思いました。
PS2のゲームみたいです。
このレベルの作品を無料でプレイさせていただけることは大変ありがたいことだと思います。
クエストや特殊会話、デートイベントや温泉、海イベント等多彩で、作るの大変だっただろうなあ、としみじみします。
だがしかし!!
真由子は不満を述べるのであった!!
ごめんなさい!!

※女の子が可愛くないー!!※

この作品はかなり恋愛要素を入れています。
だがしかし!!
女の子が可愛くない!!
グラフィックは綺麗でも性格がダメすぎる…!!
主人公はかっこいいのにね…。
一番可愛いのが田中さんの養女だと思います。
では各キャラの感想。

・ピンク髪の幼馴染:丸顔がダメ。ウエスト太くてスタイル悪そう。主人公とずーっと一緒に暮らしていたというアドバンテージがありながらそれを全く活かせず。思考がネガティブでイラっとしました。

・赤髪の勝ち気系:この子はグラフィック以外は割と好きでした。デートイベントも一番ましだった気がします。

・露出狂の科学者:論外。事あるごとに主人公を解剖させてくれというイロモノキャラ。希に乙女っぽい顔を見せますが、そんなの焼け石に水というくらい印象には影響しません。

・妹だか姉だかわからないロリキャラ:グラフィックは一番好みでした。でも私はイベントがあんまり納得できず、存在理由がわかりません。ただロリキャラ出したかっただけでは…?という疑念が拭えないです。

・武士っぽい刀持ちキャラ:グラフィックは割と可愛いのに変な口調とがさつな性格が全てを台無しにしているよくある感じのキャラ。一回もパーティーに入れていませんでした。

・ゆるふわ金髪姫:まあ、この人が最もましかなあ…。でも、魔法王女?のアニメとか私はそういうの嫌です。

***

こんな感じです。
真由子としては夢も希望もない…。(涙)
こんなにいっぱい女の子がいたのに好きキャラはハゲた中年の田中さんだったよ!
なんでこんなにキャラクターネタ系なんだろう…。

本編のストーリーは割とよかったです。
でもこの作品に出てくる大人は最悪ですね。
平気で子供を利用するし…。
だから、本当、どのキャラにもあんまり感情移入できずに物語を外側から眺めている感じでした。
でも、そんな熱中度でもここまで引っ張られたので、この作品の力はすごく強いと思います。
ネタキャラが嫌でなければ、ぜひ一度プレイしてみてください。

※2013年9月2日追記※

私、邪魔になるのが嫌だったので、投票しませんでした&総合2位入賞おめでとうございます!
素晴らしい完成度だと思うので、納得の入賞です。
各部門別も上位入賞が多くて、この作品が好きな方は総合的に高評価だったんだな、と思います。
やっぱり、好きな作品押し!!という感じでの投票が、制作者さんにとって、とてもプラスだと改めて思いました。
プレイヤーが自分が大好きな作品を頑張って押し上げる!というのが、感想を読んだ制作者さんの励みになると思うので。





【影明かし】※フリーゲームなのでリンクは繋ぎません

ジャンル:短時間でクリアできるストレスフリー&すごく面白いRPG
サークルさん:Foomalさん
プレイした理由:前作からの大ファンなので…!!
ツール:ウディタ

前作からの大ファンです。
またこちらの制作者さんのゲームをプレイできてとても嬉しいです!
私、この感謝の気持ちを伝えたいから、投票期間になったら投票するのです…!!

クリアしました。
ストレスフリーでプレイヤーに無駄な労力をかけさせない素敵な構成なので、短時間でエンディングを見ることができました。
なんて嬉しい…!!
そんな私の喜びのプレイ日記です。
※ネタバレあるかも※

操作開始になったら、特に何の説明もなくマップ上に放り出されますが、親切設計なので安心!
うろうろ移動して宝箱を取ったり?マークの説明を見たりすると数分でゲーム内容を理解できます。
シンプルイズベスト…!!
頭を使わずゲームの楽しい部分まで到達させてくれる、とても素敵な導入です。

早期の段階で、宝箱がそのマップ上にいくつあり、現在自分がいくつ入手しているのかわかるようになったり、ダンジョン内の明かりをつけたり消したりできたり、壺や箱等にアイテムが入っている場合は光ってお知らせしてくださる、とても親切な設計です。
親切、さらにまた親切、親切なことの連続です。
なんて嬉しい…!!
プレイヤーに配慮してくださって本当にありがとうございます…!!

戦闘は、止まっている敵に自分からぶち当たるシステムです。
そーっと動けば敵と戦わずに済むし、バトルはものすごく楽しいので、私はゲームをプレイしている間ずーっと楽しかったです。
一秒も嫌な時間がありませんでした。嬉しい!!

敵の配置も工夫してくださっていて「進行上、撃破しなければならない敵」は「赤く」表示されています。
だから、赤い敵を目指していけば迷わないのです!
嬉しい…!!
もともと、見やすく綺麗なマップなのですが、私、本当に無駄に迷うことがなくて本当によかったです。
おかげで美しいマップを堪能しながら歩けました。
ありがとうございます…!!
迷いやすい私に嬉しい親切設計。

そしてバトルが楽しい…!!
回復系、攻撃系のスキルが豊富で「ダメージ受けすぎ。どうしよう…」と思うことがほとんどなかったです。
アイテム使用でターン経過無し、というのも楽しかったです。
面倒くさいバトルにはうんざりだ!という方に本当におすすめです。
敵ごとに装備武器を変えて、弱点を狙って攻撃するのが楽しかった…!!
多彩な武器が無駄にならない素敵な構成です。
真由子は武器は一回も買いませんでした。

こんなに親切な作りなのに、さらにチートモードが!!
チート開放したので、これ以後はその情報も混じってくると思います。

ものすごく嬉しかったのは「移動」コマンドです。
まだクリアしていないエリアや開けていない扉がある時には黄色く表記されます。
そのため、私はものすごく楽でした。
嬉しかったです…!!
「開かない扉」があるゲームは割とたくさんあって、私、鍵を入手してから戻るの面倒くさいなってずーっと思っていたのです。
「扉があかなくてがっかり」→「鍵入手。でも扉の場所忘れて探すの面倒」のコンボが解消されることがあるなんて思わなかったので嬉しくて仕方なかったです。
ありがとうございます…!!

短時間でクリアできるし、マップ歩くの楽しいし、バトル楽しいし、音楽は綺麗だし、エンディングまでずーっと楽しかったです。
ぜひ、プレイしてみてください!!

そしてエンディング後にはプレイ記録の出力が。
真由子の記録を一部記載しておきます。

***

【真由子の冒険の記録】

撃破数 | 敵名
---------------------------
    16 | からくり哨戒
     8 | ゆらめく影
     5 | 水晶球
     1 | 毒液の釜
    17 | うごめくキノコ
     9 | スライム
     6 | 叫ぶ花
     1 | うごめく大キノコ
     7 | 大ナメクジ
    14 | ゾンビ
    11 | こうもり
    11 | 毒ゾンビ
     1 | リッチ
    10 | 赤スライム
    12 | さまよう骸骨
    12 | 骸骨戦士
     2 | 大亀
     1 | 森の番人
    10 | ネズミ
     4 | クロウラー
    19 | トロル
    13 | トロルボンバー
     2 | ボストロール
     4 | ダークトロル
     1 | トロルキング
     6 | 赤こうもり
     5 | エンサの球体
     9 | グール
    10 | イビルアイ
     1 | 影の騎士
     7 | ゾンビネズミ
    15 | クモ
    16 | 毒スライム
     2 | ワーム
     1 | 巨大スライム
    19 | 白うさぎ
     7 | 氷の獣
    12 | 氷室荒らし
     2 | 水晶亀
     1 | 氷竜
     5 | 影こうもり
    16 | 真銀哨戒
     6 | 魔女の大釜
     2 | 叩き潰す者
     1 | 刃の幻影
     3 | 刃の幻影の幻影
     8 | イビルアイズ
     8 | 炎嵐
    20 | 竜の戦士
     4 | レッサーデーモン
     8 | 竜の騎士
     1 | 火竜
     6 | 岩キノコ
     6 | 大岩キノコ
     7 | 鉄クモ
    13 | 赤い骸骨
     2 | 古代のリッチ
     1 | 守護者
     4 | 守護者のしもべ
     9 | 影うさぎ
    10 | 深淵の騎士
     4 | エンサの海
    23 | マッドアイズ
     2 | アークデーモン
     2 | ドラゴンゾンビ
     1 | 黒竜
     2 | 炎の球体
     1 | 氷の球体
     4 | 瘴気の球体
     1 | 真の黒竜
     6 | シャドウ
       |
   496 | ..撃破総数



使用回数 | 武器名
---------------------------
      23 | 青銅の剣
       7 | 石斧
       0 | ダガー
       0 | 竹槍
       5 | タキビの剣
      10 | 火矢継ぎの弓
       4 | 銀の短剣
      10 | 炎の爪
       3 | 血吸いのナタ
      13 | 風花の弓
      15 | 肉焼きの斧
       9 | 凍てつく鞭
      16 | きらめきの剣
       7 | 霧氷の剣
       0 | 聖撃のメイス
       0 | 護りの短刀
      11 | 稲妻の爪
       0 | 鬼火の刀
       4 | 氷室包丁
      51 | 青碧の氷槍
       0 | 紅トゲの鞭
      42 | 雷神の槍
       0 | 毒牙の短剣
      53 | アグニの魔剣
       9 | 英雄の剣
      13 | 守護者の長剣
       3 | 業火の斧
       0 | 紅蓮の短刀
       1 | 賢者の杖
       0 | 星屑の短剣
       5 | あばら骨の剣
         |
     314 | ..攻撃回数総数



使用回数 | 道具名
---------------------------
       2 | 黄金の果実
       0 | 勇気の杯
       1 | 強壮丸
       7 | 爆炎玉
       0 | 破魔の雷
       2 | 毒の粉
       0 | 魂の秘薬
       1 | 英知辞典
       0 | 混沌の時計
       0 | 永久氷晶
       0 | 天の審判
       0 | 復活のアンク
         |
      13 | ..道具使用総数



使用回数 | スキル名
---------------------------
     289 | 幻刃
      37 | 刻印
     100 | 障壁
         |
     426 | ..スキル使用総数



発動回数 | スキル名
---------------------------
      43 | 愚者の経験
      28 | カラスの血濯ぎ
      83 | 活力転換
      33 | 秘術
     298 | 増幅回路
     216 | 緊急回路
      70 | 血沸き肉躍る
     142 | リベンジ
     345 | 興奮回路
     299 | クールダウン
      58 | クリティカル
      11 | パリィ
       2 | ディフレクト
      13 | 気迫
      42 | 大自然の恵み
       1 | ド根性
       3 | 雑魚祓い
       2 | リサイクル
      43 | 免疫
         |
    1732 | ..スキル発動総数



集めた宝箱 ... 197(GREAT!)

***

そして結果出力記録の最後に…

\プレイしてくれてありがとう!/

という言葉が!!
こちらこそプレイさせていただいてありがとうございます。
このゲームを作ってくださってありがとうございます!と心から思います。
プレイした方はぜひ、ご自分の記録をテキストでも確認してみてください。

※2013年9月2日追記※

私、投票しました&総合3位入賞おめでとうございます!
大好きな作品の入賞、嬉しいです!
出来れば優勝して欲しかったです…!!(優勝させてあげたかったです)
でも真由子に出来る応援は力いっぱい頑張ったので、悔いはないです。
制作者さんの次回作を、心からお待ちしてます。
物語性とか制作者さんの負担になるなら、そういうのはなくてもいいので…!!
プレイヤーのことを考えてくださったストレスフリーな作品なら、本当、それだけで私は嬉しいのです。

【Another Saviour】※フリーゲームなのでリンクは繋ぎません

ジャンル:美麗なグラフィックのRPG
サークルさん:あなすさん
プレイした理由:ちょっと気になったので
ツール:ウディタ

冒頭だけプレイしました。
ゲーム制作の合間にプレイしているので、私、かなりぼーっとしてプレイするんですけど(制作は集中しています!)冒頭からキー設定が出来て親切なゲームだなあ、と思いました。
いっぱい項目があったのでぼーっとしながら「デフォルト」でプレイ開始。

全部の?漢字にルビがふってあって、目が疲れます…。
同じ漢字が一つのテキストフォルダに出てきた場合は片方はなくていいんじゃないかと思いました。
私、結構ぼーっと読みたかったのできつかったです。
でも、親切と言えば親切なのかも…。

そして「小生」登場。
前作の感想で見かけたので一人称にそんなに違和感はありませんでした。
でも独特な言い回しをするんだなあ、とは思いました。

そして操作開始。
なんかジャンプ?アクションがあるみたいなんですけど、ぼーっと読んでいたせいでどのボタンでジャンプするのかわからなくなりました。(笑)
一応、説明書も見たんですけどよくわからなかったので(たぶん私が悪いです)プレイ終了。
冒頭のキー設定をよく見ておいた方がいいのかも、と思いました。

※2013年9月2日追記※

私、邪魔になりたくなかったので投票しませんでした&総合7位入賞おめでとうございます!
やはり、制作者さんと作品が好きで応援している方の投票は素敵だと思いました。
これからもゲーム制作頑張ってください。
【ホシウタ 少年期編】※フリーゲームなのでリンクは繋ぎません

ジャンル:シリーズ物のRPG
サークルさん:山乃ゆぎとさん
プレイした理由:前作がとても面白かったので
ツール:RPGツクールVX

まず気になったことを…。
ステータス画面の特技選択だけ頭揃えじゃないのはなぜ…?(2013年7月21日現在)

***
前作がとても面白かったので期待しながらプレイ開始です。
戦闘中にエラー落ち?することがあるみたいなので(はじめにお読みくださいに書いてありました)いつも以上にセーブすることをここに誓います。

現在、湖の街?にいます。
ミニゲームやアイテム渡しのイベントが豊富ですごいなあ…と思うんですけど、たぶんまだ調整不足かも…。(7月21日現在)
真由子が気になったのは…。

・アイテム取得時とアイテム欄にあるアイテムの名前が違うことがあった気がする。(一個だけ?)
・戦闘終了直後に一瞬だけ出る画面の列がずれている?
・次にイベントが起きるトリガーがわかりづらい場合がある

というところでしょうか。
前作が全く不満がないくらい調整されていたので、今回はすごく危うい感じがします。
内容はすごく面白いです。
でも、トリガーがわかりづらいということがあって、ストーリーが途切れてしまう感じがするのです…。

***
とりあえずクリアしました。
見つけていないミニゲームがかなりあったり。(笑)
重要なイベントアイテムも10個のうち9個のみ発見、という感じだったみたいです。(エンディング後に記載有り)

今作品は、私の中では雑然とした感じで少しがっかりしました。
面白いことは面白いのですが…。
前作は、疑問が全く無い美しいストーリー構成で感動したのですが、今作品は「まあ、ゲームだから仕方ないよね…」と思うことがたびたびありました。
残念です…!(涙)

でも登場人物の多面性を描きたいという意欲のようなものはすごく感じて素敵だと思うシーンもありました。
それが、シーンごとは素敵でも一本の線にならないというか細切れというかそういう感じでした。

私が残念です。とても残念です。
前作のテーマ「本当のつよさ」「優しさと弱さ」というようなものの答えの片鱗が見えてくるかと期待していたので…!
以下ネタバレ疑問点。(個人的な感想です)

○主人公の故郷の人たちが主人公の父親が「なぜ死んだのか」ということについて誰も把握していないのは変だと思う。

私、前作で主人公が子供の頃の故郷の人たちって、主人公のお父さんのことがとても大切で尊敬しているんだな、としみじみと実感したので「父親の形見をもってやってきた人間」に対して事情を聞かないということはないのではないかと思うのです。
「英雄の死」というのは大変な損失だと思うのですが、今作の冒頭でその痛みを抱えているのは主人公だけ…という風に感じました。
「英雄の死の真相を聞いている」→「大人たちが主人公の父親の死について何か知っている」→だから主人公の父親の死についてこだわっていないのかな、と解釈したのですが…。

○主人公はなぜ故郷を出なければならなかったのか

これ、疑問です…。
だいたいの作品はまあ「ゲームだから」なんですけど…。
私はこの作品でそれをやってほしくはなかった…!(涙)

主人公は「成人になる儀式」を受けた後に「旅に出る許可」を集落の偉い人からもらっています。でも旅に出る直前に「カゲ(敵)が強くなったから旅に行かせるわけにはいかない」と大人に言われます。
ここでまた、疑問が一点。

・集落で一番偉い人が意思決定をして、それが最優先にされる

ということが、前作で記載されていたと思うのです。
だから、大人に旅に行くのはダメだと言われたとき、主人公はまず集落の偉い人と話すべきだと思いました。
偉い人とは子供のうちは会えないけれど「大人になれば会える」わけなので、会って話せると思うのです。
もともと「旅に出る許可」はもらっていたので、話し合い、父親についての手がかりを「集落で得て」旅立たないと、私は変だと思う…。

○主人公は父親に「留守を任せる」と言われていたような…?

「カゲが強くなって」「集落がカゲに襲われるかもしれない」「妹や大事な集落の人たちが殺されるかもしれない」という状態で、なんで主人公が強硬に「旅に出る」ことにこだわったのはすごく疑問です。
お父さんに留守番任されていなかったですか?主人公…。
せめて「カゲが強くなった理由を探る」とかだったらまだましなような…。

上記の理由で、私は今作の主人公の旅立ちについて納得していません。
今、一緒に生きている人が殺されるかもしれない状況より、5年前に失踪したお父さんの行方を追うことを優先させる理由が明示されていないからです。

***

まあ、そんなこんなで納得していない旅立ちで、行き当たりばったりの道行きです。
「歩いていればなんとかなるだろう」的な…。(涙)
ゲームだからまあ、なんとかなりますけど…でも「エンディングまでイベントが並べられているから」なんとかなっただけで、普通はなんともならないほど手がかりが皆無だと思いました。

だから、イベントが起きるたびに「偶然が重なりすぎる!」と内心でツッコミ。
私はそういうことをこの作品で…やってほしくはなかったです…。(涙)

***

そして私の中の「世界観」が崩壊したのも結構痛かったです。(自分が)
前作は「夜になると真っ暗になってカゲ(敵)に襲われてしまう集落のために消えない火を持って帰った英雄、かっこいい!」と思っていたのですが、今作では「カゲを見たことがない人たちが暮らす?文明が発達した大きな街」が出てきます。

真由子は思った!
「皆でこの街に移住しちゃえばよかったじゃん…!」

だって子供の主人公がそんなに苦労せず行ける道行きです。
馬を貸してくれる商売の人も各地にいます。
その街には移住してきたっぽい人だって既にいました。(街の住人で)

だったら主人公の集落の人全員であの街に行けばよかったじゃんー!!と思いました。

***

そして気になったことはまだあります。
今作品はナユタが空気です!!(涙)
これって主人公と心優しいライオンナユタの物語なんじゃなかったの…!?
「ナユタをつよく育てる」というのが作品を通してのテーマのはずでは…っ!?
ナユタは主人公の「技」と化し、一緒に戦うことすらしません。
私、がっかりしました…。(涙)
まあ、一緒についてきてくれるんですけど…。
「弱虫ナユタ」の描写も「本当の優しさ」の描写もない…。

代わりに誰が出てきたかというと、エルフの女性です。
彼女は主人公と種族が違い、価値観や考え方が違います。
率直に言えば「主人公の成長を促すために登場した人物」です。

私…この作品でこういう「この人はこのために出てきたのね」というようなことを思うとは思わなかったので残念です…。(涙)
エルフさんの登場で、ストーリーがさらに雑然とした印象に…。

***

私が感じた今作のテーマ、目的をまとめます。

・主人公がお父さんがなぜ死んだのかという手がかりを探す
・主人公がエルフさんとの交流やイベントを通して命の尊さ、大切さを知る
・エルフさんが主人公との交流を通して人間に対する意識を改めていく
・主人公のライバル?の少年との敵対と友情
・エルフさんが探していた妹分エルフと再会、決別
・主人公、動物好きの変な青年と出会い、交流
・主人公とエルフさんの別れ
・主人公、動物好きの変な青年と旅立つ

というような感じだと受け取りました。
エルフさん主体のイベント多いんですよね…。
だから、本当に雑然とした印象なのです。
主人公はどっちだ!みたいな…。
そしてナユタが…。(涙)

***

そしてエンディング。
主人公は成長したのかというと微妙…だと思いました。
主人公は旅の途中で「自分には夢がない。やりたいこともない。誇りもない」というようなことを言い出して私はびっくりしました。
繊細な現代の中学生が言いそうな…。(涙)
妹を、カゲに襲われるかもしれない状況で一人残してわがままを通したにしては、あまりにも軽い展開で、終始のんきな子だと思いました。

「本当のつよさ」という前作のテーマはどこへいったの…!?(涙)
夢がないとかやりたいことがないとか…そういうのは生死がかかっていない世界で言っていればいいことなんじゃないの…!?

と、思いました。
主人公は「ナユタをつよく育てる」と約束したことについて何も実行していないので、それについても、すごく気になりました。

***

ほかにも、蜘蛛の巣に引っかかった蝶を助ける描写とか気になったり…。
「蝶を助けたら、蜘蛛が飢え死にする」的描写がなかったなあ…とか…。
命を平等に大切にするのなら、蜘蛛の命も大事では…?

ということも気になりました。

***

ゲーム性は上がっていて、グラフィックも素敵で戦闘も割と楽しかったです。
フリーゲームは制作者さんの好きに作ればいいと思うんですけど、前作があまりにも私の中で素晴らしい評価だったので…。(涙)
「ゲームだから仕方ないよね」と思うイベントがなかった作品(前作)ってすごく久しぶりだったんですよう…。

今作品はゲームとして面白く「ゲームだから仕方ないよね」と思う描写の連続、という感じでした。
ゲームなので「ゲームだから仕方ないよね」と思うことは悪いことではないと思うのですが、プレイヤーが感情移入していないという点ではちょっと(私が)寂しい結果だと思います…。



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