【ゲームレビュー】星を紡ぐ者

【星を紡ぐ者】

ジャンル：主人公切り替えの？ＲＰＧ
サークルさん：P-STYLEさん
プレイしてみた理由：紹介ページを見ても内容の見当がつかなかったので
ツール：ＲＰＧツクールＸＰ

体験版をプレイしました。
シェアウェア作品では珍しいくらい、紹介ページを見ても全く内容がわからなかったのでＤＬしようかな、と思ったのです。
私は普段、自分が面白そうだと思う作品をＤＬするので、主人公の性別すらわからないＲＰＧをＤＬするのは珍しいことかな、と思います。

紹介ページには、主人公の性別や制作ツール、ＣＧ枚数等、プレイヤーがプレイしたいと思うような内容を記載した方が良いのではないかな、と思ったのですが、作品の冒頭をプレイしてみて、この作品ではそれが難しいのかな、と思いました。
たぶん、主人公が切り替わるタイプの作品ではないかと思うので…。

私の印象では、この作品はＲＰＧを好むプレイヤーが欲しい物を与えてくれる作品とは違うな、と思いました。
ＲＰＧが好きな方は、自分で主人公キャラを操作して、マップを自由に動いて、いろいろな場所を調べたりイベントを探したりするのが好きだと思うのですが（私はそうです）この作品は冒頭からムービーっぽい？ものが問答無用で流れ（でも、エンターを押すとスタート画面になりました）冒頭は結構長めの一本道イベントが入ります。
だから印象としては見るだけＡＶＧという箇所が、たぶん随所に入る作りだと思います。
私は体験版冒頭イベント直後でやめてしまったので、確実ではない情報ですが…。

ストーリーが「壮大」と紹介ページに記載がありますが、確かに壮大っぽい感じです。
冒頭のイベントは軍のイベントなのですが、好きなキャラが一人もいなくて、私は見せられていてつらかったです。
誰にも感情移入出来ない…。
すごくリアリティはあると思うんですけど、私にとっての娯楽にはならないかなあ、と思いました。
どのキャラも操作したくない、というのはＲＰＧとして結構致命的な感情のような気がします。
最初の戦闘って、絶対に必要な戦闘か、もしくは簡単に勝てるチュートリアル的な物を用意するのが王道だと思うのですが、勝っても別に喜びもなく、でも負けたらプレイヤー陣営が死、でも戦闘自体の印象はザコ戦、というのはプレイヤーに厳しい気がしました。（だから戦う気にすらなれず、戦闘に入った直後終了しました）
ザコ敵にやられて、ザコ戦闘に入る前にイベントで一人死んじゃうし…。
でも、すごくリアリティはあると思うのです。
たぶん、不意を突かれたらザコ敵でも死ぬと思うので…。

どのプレイヤー層に向けたゲームか全くわからないので、その辺も惜しいなあ、と思いました。
少なくても、恋愛好きな女性プレイヤーが楽しめるものではない気がしましたけれど…。
ミリタリー好きな男性が楽しむには、イベントが長すぎる気がするし。

そんな印象です。
イベントが肌に合えば楽しめる気がするので、気になった方はプレイしてみてください。

【ゲームレビュー】季刊WLC創刊号

【季刊WLC創刊号】

ジャンル：いろいろなゲームが三つ、詰まっています（基本ＲＰＧ）
サークルさん：ＷＬＣソフトさん
大好きな理由：宿屋経営のお手伝いが楽しい！
ツール：RPGツクールＶＸ

現時点では、季刊ＷＬＣの名前がついた、最初で最後の作品です。（でも支持が広がればまた作ってくださるかも！）
一つ買うと三つのゲームがついてくるお買い得作品で、福袋みたいだと思います。素敵です！
以下、三作品をご紹介します。

[勇者の通る村]

ＲＰＧの世界の「宿屋運営」が体験できる、素敵なゲームです。
男女主人公が選べて、異性キャラクターと恋愛出来ます。
選択肢はシビアなので、直前セーブを心掛けながら、前のセーブデータも残しておいた方がいいと思います。
基本的にイベントが長い方が正解です。
あっさり終わってしまったら選択肢ミスかもしれません。気をつけて！

ＲＰＧの宿屋に泊まると、体力気力はもちろんのこと状態異常までなぜか治ってしまうという不思議現象が起きますが、今まで私はそのことについて深く考えたことがありませんでした。
今回のゲームでは「眠りの音楽と共に一瞬で過ぎ去る間に起きているかもしれない」宿屋さんの奮闘がわかって（体験出来て）面白かったです。
短時間でエンディングまで到達できますが、イベントはたくさんあって、自分の行動をきちんと考えながら進めないといけないので、やりがいがあります。
このゲームだけでも価格分の価値は、十分にあると思います！

[初詣にいこう]

WLCさんのキャラと初詣に行くゲームです。
サイトで配布中のゲームで遊んでからプレイすると、より一層楽しめると思います。

[ホラーハウス]

3D迷路ゲームです。怖いです！
私は…怖かったです…！！
視覚的な怖さと音の怖さがあって、怖かったです。
でも音を消すとクリアが難しいので…。

【ゲームレビュー】姫巫女RPGII～白き翼とふたりの女神～

【姫巫女RPG姫巫女RPGII～白き翼とふたりの女神～】

ジャンル：乙女向け恋愛＆冒険ＲＰＧ
サークルさん：ＷＬＣソフトさん
大好きな理由：子供時代の出来事が、大人になった時の運命を左右する！
ツール：RPGツクールＶＸ

※感想※

子供時代と大人になってからの時代の、二部構成恋愛＆冒険ＲＰＧです。
乙女向けです！
恋愛だけではなく冒険とグルメが堪能できる素敵な作りです。
でも、基本的にフタマタは掛けられません。
恋愛成就を希望するのなら、一途に純愛を貫いてください。
イベントはかなりタイトに詰められているので「この人もあの人も素敵！」とフラフラしていると、たやすくフラグが折れて涙することになるので、どうかご注意ください！

でも、本当、イベントを進めていると心が揺れるのです…。
皆、かっこいいから！

二周目にお金とアイテムが引き継がれる親切設計で、エンカウント率が低い（フィールドをうろうろしていても敵が出にくい）ので、ＲＰＧ初心者でも安心してプレイ出来ます。
私は2から遊びましたが、全く問題無くプレイできたので「続きものはちょっと…」と迷っている方はぜひ、体験版を遊んでみてください。

【ネタバレ注意点】

・私、ぽっちゃり系って苦手だから…

幼少期にぽっちゃり系だからといって、大人になっても太っているとは限らないことを心にとどめておいてください。
幼少期スルーしまくって「うあああ！」と思った真由子からのアドバイスです…！

・あっちにもこっちにも良い顔をしたい…！

とある攻略対象に良い顔をすると、別の攻略対象のフラグが折れたりするので、基本的に「幼少期に好きだと思った人への純愛を貫く」心構えでいることをおすすめします。
途中でフラグ焼失した時に悲しみは凄まじいので…。

・グルメ道を究めたい

グルメにはお金がかかる上、恋愛ＥＮＤとの両立ができないので「恋愛ＥＮＤをある程度堪能してデータ引き続きを繰り返し、お金持ちになってから」グルメ道を堪能することをおすすめします。