【ゲームレビュー】わふにゃのくえすと

【わふにゃのくえすと】

ジャンル：R18男主人公とモンスター娘さんがラブラブ系RPG
サークルさん：PROJECTぱるめざんさん
プレイした理由：マップの広さが気になったので
ツール：RPGツクールVX

体験版をDLしました。
私、この作品、ずーっと素敵だな！と思う気持ちと「女神様以外のメインヒロインの口調が絶対無理…」という気持ちがせめぎ合ってプレイできなかったのですが（でも好きな方は好きだと思います。口調）制作者さんのブログに「マップが広いという意見がある」と記載されていたので「どのくらい広いのかなあ」と思ってプレイすることにしました。

それではプレイ開始です。
冒頭、デフォルト名で開始。
「勇者ゆうしゃ」です！
あんまり変な名前で始めることがないので新鮮です。
女神様に準備できたら来てねって言われたからとりあえずうろうろを開始。
女神様のお部屋にむやみに入っちゃダメって言われたけれど入れたので入ってみます。
悪い子です！（笑）
「入っちゃダメな場所でもとりあえず入れる」って親切だな、と思いました。
現時点ではマップ広いな、とは思わないです。
本とかタンスとか調べても無駄っぽい感じです。
訂正！ツボを調べたらアンチドーテ発見！

真由子、マップ広い意味がわかった！のでここでプレイ終了します。
たぶん、このゲーム、私は手首にダメージを受けると思うので。

プレイ環境によると思うので、参考程度にお読みいただければと思います。
私はノートPCで、移動は矢印キーを押します。
移動している間、押しっぱなしになります。
だから、移動の間にキャラクターがいて会話をするとか、タンスや本棚やツボを調べてアイテムをゲットする、という動作が入らなければ、基本的に右手でずーっと矢印キーを押していることになります。
「移動」というのはRPGの基本動作なので、手首にダメージを受けていることに（プレイヤーが）気づきにくくて、気がつくと「あれ？なんで私手首痛いの？」と思うことがあります。
一回、そういう状態になってから、私は移動ストレスについて結構厳密に考えるようになりました。

どこでもセーブできるから、中断すればいいじゃない、という考え方もあると思うんですけど、なんというか、ゲームは面白いと続けてしまうものなので、私の場合は自分のダメージを考えながらプレイするのは難しいのです。

私がこのゲームを冒頭、５分プレイして感じたのは「広いマップを歩き回って調べても無駄な場所がほとんど」で「だけどたまーにアイテムがあることがあるので調べないわけにはいかない気持ちになること」が問題だと思いました。
制作者さんはたぶんテストプレイ大変だったんじゃないかと思うんですけど、手首大丈夫だったのかなあ。（涙）
マップが広いことが問題なのではなくて、無駄に歩かされて手首にダメージを受ける＆歩いたり調べたりしても無駄なことが問題だと思うので、広いマップを作ること自体は全く問題ないと思います。
あと、たぶん、制作者さんの予想以上にプレイヤーはツボとかタンスとか本棚とか調べまくっているはずなので「何も…何もない…」と思っているような気がします。

たぶん、ご自身でキーを長く押して、どれくらい押し続けると疲れるかとか試すと良いのではないかと思いました。
私は５秒とか押し続けていると結構厳しいな、と思います。
だから、行動動線に沿って宝箱配置してあるゲームとか、必ず手前の道は行き止まり＆宝箱にしてくださっているダンジョンとかだと感動します。
本当、迷いたくなくても、手前に折れ曲がった道があったら、宝箱があるかもしれないから行くしかないと思うのですよ…。（涙）
それでうっかりボスまでいってしまったら「先にまっすぐの道にいっておけばよかった」とか思ったりします。

移動のための矢印キーと会話やアイテム調査のエンターキーをほどよく交互に使う構成にしてくださっているゲームは、手首にダメージが残りにくく、楽しく快適にすすめられるので、私はとても嬉しいです。

内容はすごく素敵な気がするので、気になった方はご自身でプレイして、楽しくすすめられそうならぜひプレイしてみてください。

【ゲームレビュー】金色の魔道人形

【金色の魔道人形】

ジャンル：便宜的にAVGと分類します（R１８）
サークルさん：ぬこ魔神さん
プレイした理由：説明文が面白かったので
ツール：WOLF RPGエディター

体験版をDLしました。

本作品は魔道人形に性的な命令を下し、実行するゲームです。
ＲＰＧとは異なりますのでご了承ください。

とのことです。
その他作品形式での登録ですが、便宜的にAVGと分類します。
「その他作品形式ってなに？」と思ったのでプレイしてみることにしました。
どんなゲームなんだろう。
紹介文で「ゲーム。…ゲーム?」ってなっているところが可愛いです。
きっとそんな感じなんだろうなあ、と思いながらプレイ開始。

冒頭で選択肢が出て、どういうイベントを選ぶのか決めます。
体験版では選択できない選択肢もあります。
体験版は、酒場とカジノに行けるようなので行ってみました。
それぞれの選択肢ごとにクールな金髪美人さんの立ち絵グラフィックが変わるのも楽しいです。

酒場とカジノはRPGのマップで、金髪美人さんを操作してマップをうろうろ。
カジノではお客さんに話しかけるとチップをもらったり、誘ったりできます。
私は誘いませんでした！
金髪美人さんはそんなに安くないのですよ。（笑）
私、この金髪美人さん好きです！
冷静なコメント。
特に、カジノにいる女の子に胸の大きさを羨ましがられた時の心の声が！
チップを胸に挟む形式のこのカジノでは、胸の大きさが所得格差を生むのですね。
厳しい世界です…。

金髪美人さんのグラフィックと性格が好きなら、すごく楽しめると思います。
印象としてはRPGの「移動距離」を大幅に削除して、楽しいイベントだけを短時間で見られるように考えてくださった「AVG＋RPG」という印象を受けました。
私は遊びやすいと感じたので、迷っている方は体験版から、ぜひプレイしてみてください。

乙女向け恋愛AVG『トライアングル』がDLサイト様で販売開始になりました。

乙女向け恋愛AVG『トライアングル』がDLサイト様で販売開始になりました。
こちらからどうぞ！
スタッフさんと一緒に頑張って制作したので、楽しんでいただけたら嬉しいです。

攻略対象は先輩、幼馴染、クラスメイトの三人です。
仲良しの女友達との関係も選択肢によっては変化することがあります。
三角関係を経て、幸せな結末にたどり着いてください。

乙女向け恋愛AVG『トライアングル』がデジケット様で販売開始になりました。

乙女向け恋愛AVG『トライアングル』がデジケット様で販売開始になりました。
こちらからどうぞ！
スタッフさんと頑張って制作したので、楽しんでいただけたら嬉しいです。

攻略対象は先輩、幼馴染、クラスメイトの三人です。
三角関係を経て、どのようなエンディングを迎えるのは、プレイヤーのあなた次第です。
ぜひ、幸せな結末を迎えてください。

【ゲームレビュー】アキトDATE ショート ～尾のない黒猫～【フリーゲーム】

【アキトDATE ショート ～尾のない黒猫～】

ジャンル：本格推理AVG
サークルさん：FBIさん
プレイした理由：シリーズ作品が面白かったので
ツール：吉里吉里

前々作、前作体験版をプレイさせていただき、面白かったので今回もプレイしました。
フリーゲームなので、DLサイトのサークルさんのページにリンクをはっておきます。
こちらの作品をプレイ希望の方は、サークルさんのサイト等をご確認ください。

二作品目体験版と同様に、グラフィックはとても綺麗です。
本格推理！ということでわくわくしながらプレイしました。
ネタバレ可の方だけ閲覧をお願いします。

冒頭、洗濯機が窓から捨てられます。
…ふうん。
捨てないよね。洗濯機…。
こちらのサークルさんの作品は、有り得ない腕力シーンが結構あるかな、と思います。
洗濯機が壊れたのでコインランドリーへ行く主人公。
そして洗濯が終わらないのでキレ始めます。
ええと…普通にどこかで時間を潰してくればいいんじゃないかな、と思ったり…。
洗濯機は叩いても…はやく動かないよ…。
美麗グラフィックがもったいないなあ、と思いながら進行を見つめていると、主人公は不審者として通報され、連行されます。
私でも…ちょっと通報したいかもしれないので擁護できません…。

ここまでが、主人公が「警察とかかわり合いになって事件に巻き込まれる」ための布石になります。
物語だから…多少強引でも…いいよね…。
ここから本格推理！です。

一人暮らしの女性が椅子にのっかって写真を貼ろうとしたら転落して死亡した、という事件について、知り合いのへっぽこ刑事さんに頼まれて（半ば脅されて）推理することになります。
主人公は、本当、事件に関わるのが嫌みたいなんですけど、私はこの心情については、三作品プレイした今でもちょっとよくわかりません。
プレイヤーの心理と乖離しすぎているなあ、というふうに、いつも感じます。
私は推理楽しい！と思うから推理ゲームをプレイするので、なんというか「関わりたくない気持ちと事件を解き明かしたい気持ち」が入り混じる感じだと共感しやすいんですけど、徹頭徹尾「なんで俺こんなことしているんだろう」という感じなので、厭世な感じが出ると、若干私はテンションが下がるんですよね…。
私は推理が楽しくて！面白いから！推理ゲームをプレイするのが好きです。
だから、探偵役はもう少し推理を楽しむ人の方がいいな、と思うのです。
物語としては筋が通っているので（洗濯機が窓からぶん投げられて壊れるところから筋が通っているので）作品としては素敵だと思います。

そんな感じで主人公と真由子のテンションに温度差がありつつ調査開始。
マップをクリックして証拠や痕跡を見つけていきます。
私は今回冷蔵庫にやられました。
冷蔵庫、二部屋（２マップ）に表示されるんですけど一つの部屋で「赤い箱だ」というセリフになるまでクリックしたので「冷蔵庫」はもう調査済みだと思っていたんですけど「冷蔵庫の蓋を開けて調べる方」もあって、それを見落として、延々ベランダに出られない時間が続きました。
しかも冷蔵庫、推理に全然関係ないしー！！（涙）
私が何度トイレのドアを開け、何度ベッドでジャンプしたことか…。
そんなわけで、フラグ管理は「事件に関係のあるものをクリックし終えたら次に進める」ようにしていただけたら大変助かります。
本当、ベランダ出られないかと思いました…。（涙）

そして推理パート。
カードを合わせて犯人に突きつける！
楽しいですー！
でも、私は「痕跡」のカードがなかなか見つけられなくて、最初は「主人公に任せる」というプレイヤー救済選択肢を使わせていただきました。
推理完了！
でも、主人公は犯人が動機や事件の推移を語りだす前に、さっさと部屋を出てしまいます。
私、それ聞きたいのにー！！
推理作品の楽しみって犯人の動機と事件がなぜ起きたかというところの解明にもあると思うのです。

「もしかして真由子が推理頑張れなかったのが原因かも」と思って、すごく頑張って自力で推理！！
結果は変わりませんでした。
私がプレイさせていただいたのが『勇み足版』なので、それも含めて制作者さんにお問い合わせしたところ、変わらないのが正しいそうです。
プレイヤーが犯人の動機を想像する推理ゲームということだそうなので…新しいのかも…。

私、脳天気に「事件大好きー！！」っていう探偵さんってあんまり好きではないので（人が傷ついたり死んでいるってわかっている？と思うので）この作品の主人公の「事件が起きるとろくなことはない。誰も幸せにならないし、誰もが不幸になる」という考えには「そうかも」と思うのですが、もう少し前向きになり、行動次第で犯人を救ったりしてあげてほしいです。
すごく頑張って推理したのに「ろくなもんじゃねえ」的な終わりだと…私は寂しかったり…。
推理した私がろくなもんじゃねえ的な感じで…。
調査も推理も頑張ったのですよ…。
だから事件解決後、ちょっとした嬉しいことがあってもいいかな、と思います。

でも、エンディングで主人公がコインランドリーに戻ってちょっとしたオチがついたところまで、綺麗にまとまっていてすごいな、と思いました。
もう少し…物を大事にしようね。主人公。
次回作があるなら、もう少し主人公が暴力的でないことを願っています。
素敵なゲームをプレイさせていただいて、ありがとうございました。